こんにちは。ディレクターズ・ブログです。
春節の折、長崎市中心部はランタンフェスティバル一色。
中心部は人や車の往来でぎゅうぎゅうの時間もあるよう
ですね。車は不便なので歩きをおすすめします。
さて、今日はメイン会場ではなく、新地中華街の奥にある、
唐人屋敷跡をご紹介しましょう。中華街から徒歩圏内です。
江戸時代の鎖国時代・・・長崎だけが唯一、海外との入口
でした。唐人屋敷跡は、その当時、中国人のかたの住居
地区です。そのなごりが残っています。
目印は、この大きな門です。以前より道が随分整備され
広くなっていました。
代表的には4つのお堂があり、もっとも古くは1691年建立
という歴史がありますが、火災により焼失、再建、改修など
を経て現在も当時の風情をしのぶことができます。
モノクロームがとっても似合います。
その時代のかたがひょっこりお顔を出しそうです。
一歩裏道に入れば生活道路。長崎らしく石畳の坂道や階段が
ずっと丘の上まで続いています。
違う時代にタイムスリップしたかのような空気感。昔はもっと
それが色濃かったんだろうと想像できます。
中国色たっぷりのお堂に居ながら、長崎港の外国船の汽笛が
「ポー」っと鳴りました。ああやっぱり長崎はまだまだ異国
情緒を味わえる場所だなあと。長崎を再発見しました。