雲仙のすごい秘密、こっそりお教えします!!

こんにちは。ディレクターズ・ブログです。


地元新聞で「四面宮ものがたり」という冊子ができ、それには
なにやら雲仙の秘密がかかれてあるということを知り早速取り
寄せてみました!

表紙が「雲仙神社」になっています。あらためて雲仙の
すごい秘密を知ってしまった!!
The cover shows "Unzen Shrine". Once again, it was about Unzen's amazing secrets! !

とりまとめると、こういうことですが・・・
「1300年前、文武天皇が行基菩薩に九州の守り神をまつる
神社として雲仙に建立するよう命じたという四面宮。
四面宮とは九州総守護の神々をお祀りする神仏習合の神社
です。」


これだけでは何のことか面白くないです。
自分も学びつつ自己流で解説します(笑)!!



まず「行基菩薩」のこと。
雲仙のなりたちには「行基菩薩」の存在は欠かせません。
行基菩薩は奈良時代、東大寺の建立に力を尽くした「四聖」
の一人である有名な僧。その行基菩薩が熊本県・天草から
雲仙岳の噴煙を見てに開山を思い立つ。
なんと雲仙って相当なパワースポット!!
1300年前は火山活動がかなり活発だったのでしょうね~。


そして701年(大宝元年)に雲仙を女子禁制の修行山
として開山。雲仙は霊山として比叡山・高野山と並ぶ
「天下の三山」と称されます。現在も比叡山・高野山は
国外にも有名な場所です。(比べて雲仙はその由来が
知られておらず残念ですが・・・)



そしてさらに!
文武天皇が「九州総守護の四面宮」として満明寺(寺)
と四面宮(神社)を雲仙に造営するよう行基に命じ
ます。




「四面宮」をもっとわかりやすく・・・



九州地方はひとつの体(大陸)に4つの顔(国)がある
一身四面の神様が守っている大陸だったとか。
つまり九州地方は「筑紫の国」「豊の国」「肥の国」
「熊曽の国」という4つの顔(四面)を持つ国だった、
ということです。


つまりその四面宮・・・九州地方全土の守護神の総本山が
雲仙 温泉神社なんです!
そう聞くと、我々はすごいパワースポットでお仕事させて
もらっている気分になってきました(笑)!!
これからもどうぞ世の中をお守りください!!






*四面宮はその後島原半島を中心に諫早市や佐賀県にも建立。
明治時代の「神仏分離令」で各地の四面宮も「温泉神社」や
「諫早神社」など名前を変更し現在に至っています。因みに
満明寺は温泉神社のちょうど真向かいにありますので両方
訪れてみてはいかがでしょう。*






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